富里市議会議員

令和5年3月 – 富里市議会議員 国本まさみ オフィシャルWEBサイト

令和5年3月

本市の消防団について

Q

消防団の定員確保を今後どのように促進していくのか。

A

消防団は、常備消防と連携し消火などの災害活動にあたる地域消防防災の要であり、現在の消防団員の動員力や即時対応力を維持・向上するため、消防団員の定員の確保は重要であると認識しております。
しかしながら、消防団を取り巻く社会環境は、少子化の進行や企業などへの雇用者の割合の増加などに伴い、入団数の減少が全国的に進んでおり、消防団員数の確保には社会環境の変化に対応した消防団運営が必要となっております。
本市といたしましては、まず、令和4年4月から消防団員の年額報酬の見直しを行い、入団時の階級である「団員」の年額報酬の引き上げを実施しました。また、「出動報酬」を新たに創設し、処遇の改善を図ったところです。
今後も社会環境の変化に合わせながら入団しやすい環境を整え、入団を促進し消防団員数確保に努めてまいります。

Q

地域における消防団への理解を深める広報施策について

A

消防団の役割、やりがいや処遇などを地域の皆様に十分理解していただいております。現在、市公式ホームページや市広報誌に入団募集の案内を行っているほか、入団促進ポスターの公共施設での掲示や、地域防災訓練時に消防団員との消火体験や、リーフレットの配布を実施しております。
今後は身近で親しみやすい富里市消防団の魅力を発信するための独自のポスターを作製するなど、入団促進の広報活動を一層推進するとともに、消防団については、消防団活動に対する社会的評価を向上させつつ、装備や施設の充実など、活動しやすい環境を整え、地域消防団の活性化に取り組んでまいります。

教育行政について

Q

学校給食でのストローレス牛乳パックの導入をどのように捉えているか。

A

現在、本市における学校用の牛乳は、千葉県が選定した、千葉県乳業協同組合に所属する指定の事業者が供給するという体制になっており、パックの形状は、ストローを使用して飲用する従来のものとなっております。
ストローレスパックは、ストローを使用しなくても飲用が可能になることから、プラスチックごみの削減になるとともに、子どもたちの環境問題への意識向上につながるなど、環境に配慮した取り組みであると認識しております。
千葉県乳業協同組合におきましても、ストローレスパックによる牛乳の供給が検討されていますので、動向を注視してまいります。

Q

スクールカウンセラーの活用の重要性をどのように捉えているか。

A

児童生徒とその保護者の不安や悩みは以前よりも複雑化、多様化し本市においても、不登校や友人関係、精神的な悩みなど様々な不安を抱えている状況があります。このような中、専門知識を生かし、児童生徒とその保護者に寄り添いながら心のサポートをするスクールカウンセラーの存在は、不可欠となっています。
また、学校現場では「生徒指導と教育相談の一体化」が重要視され、教職員が教育相談の知識を学ぶ機会においても、スクールカウンセラーの助言があります。さらに教育相談では、児童・生徒だけではなく、教職員の相談にも対応している現状から、スクールカウンセラーの重要性はますます高まっています。

Q

中学校進学時における部活動を考慮した学校の選択をどのように捉えているか。

A

小学校から続けてきた活動について、希望する部活動が就学予定校にはなく、市内の他の中学校にある場合、希望する部活動への入部と活動を継続する強い意志があり、保護者との共通理解のもと、受け入れる中学校に収容力があるとき、通学の際の安全面等も含め保護者が責任を持って行うことなどを考慮して、必要に応じて、進学先の変更に対応をしているところでございます。

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