富里市議会議員
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A
一般的に孤独は主観的概念で、ひとりだと感じる精神的な状態を指し、孤立は客観的概念で、社会とのつながりや、助けのない、又は少ない状態を指すものとされており、高齢者の場合は、孤独・孤立によって、生活支援や介護が必要となっても周囲が気付かないことで支援が遅れ、状況が深刻化する傾向があります。
孤独・孤立対策においては、支援を求める声を上げやすい環境を整え、切れ目のない相談支援につなげることや、交流の居場所づくりにより、人と人のつながりを実感できる地域づくりを推進することが重要となります。
本市では、「いきいきテレフォン」として24時間365日、電話にて相談可能な高齢者健康・介護電話相談事業の実施や、令和4年度から地域包括支援センターを4地域に増設し、きめ細やかな相談体制がとれるよう整備を行い、孤独・孤立を感じている方が相談しやすい環境を整えております。
今後も、地域での見守り体制の構築や居場所づくりを支援し、「孤独・孤立に悩む人を誰ひとり取り残さない社会」を目指し、施策の推進を図ってまいります。
Q
A
拠点となる市街地の整備と機能誘導の進捗状況につきましては、本市の総合計画の重点プランとして位置付けた、基本目標のひとつである「地域の魅力を磨き、人が行き交うにぎやかなまち」を着実に推進し、「富里市都市計画マスタープラン」に掲げる将来像の実現を目指したものでございます。
進捗状況につきましては、重要業績評価指標として、七栄北新木戸土地区画整理事業を一つの指標としており、事業費ベースでの進捗率については、令和5年度末で、55,8パーセントと見込んでおります。
また、機能誘導による市民が住みやすいまちづくりを進めるため、令和3年7月に「市街化区域の用途地域の見直し」、や令和5年8月に「市街化調整区域の土地利用方針及び地域計画ガイドライン」を改訂を行うとともに、現在は、千葉県の「都市計画法に基づく開発行為等の基準に関する条例」のいわゆる「12号条例」に基づく区域指定の手続きを進めており、民間活力の誘導を行っているところです。
既に、都市計画の提案制度によるスーパーマーケット等の生活利便施設の立地や市街化区域へのドラックストアなど、商業施設の立地が進んでおり、地域拠点の活性化が図られています。
今後も、市街化調整区域が市域の9割を超える本市として、市街化区域の都市的土地利用の機能誘導に併せ、市街化調整区域のまちづくりにおいては、地区の現状や誘導に見合った制度を活用し、富里市都市計画マスタープランに掲げる将来像の実現を目指して、拠点となる市街地の整備と機能誘導を進めてまいります。
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A
本市の状況につきましては、令和6年1月現在、小学校において不登校率が2,7パーセント、中学校においては8,2パーセントとなっており、千葉県の平均と比べて高い状況にあります。ここ数年は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴って増加傾向にあることから、まずは感染症拡大前の水準に戻すことを目標に取り組んでおります。
また、令和4年12月に「生徒指導提要」が12年ぶりに改正されました。そこには「学校に登校する」という結果のみを目標としてはいけないことが明記されました。
不登校児童生徒の対応につきましては、学校、行政、関係機関の連携を深め、児童生徒自ら進路を主体的に捉え、社会的自立を目指せるよう、支援してまいります。
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不登校児童・生徒の相談体制につきましては、まずは、所属校の教職員が個別に電話連絡や家庭訪問を実施し、不登校児童生徒ならびにその保護者の相談に応じる体制としております。
また、必要に応じスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーとの面談、市や北総教育事務所の訪問相談員との面談等を不登校児童生徒並びに、その保護者に提案する等して、相談体制を整えております。